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大阪・トップ印刷人セミナー盛況に開催

大阪青年印刷人クラブが主催する2年に1度のイベント、「トップ印刷人セミナー」が10月14日、有馬温泉有馬グランドホテルで開催され、約100人が参加した。

トップ印刷人セミナーは昭和40年に「トップ印刷人夏季セミナー」として第1回目が開催されて以来、同クラブの年間を通じて最大のイベントとして開催され、第37回から隔年開催となって今回で38回目を迎えた。

2004年にPRINT4inOSAKAを4団体(緑友会、全青協、SPACE、JC)で共催し、各団体の交流を深めてきたともあり、大阪青年印刷人ク ラブだけではなく京阪神を含め緑友5団体、全青協、SPACE21平成会、日本青年会議所印刷部会などからも参加者が集まり、初秋の関西奥座敷を楽しん だ。

冒頭、あいさつに立った作道会長は「久しぶりに100名を超える参加者があり、非常に嬉しい。これからも京阪神や緑友の交流を深めて行きたい」と話した。

続いてセミナーに移り、第1講では八起会の野口誠一氏が「生き残る企業の条件〜倒産の修羅場を体験して〜」をタイトルに、自身が幾つもの事業に失敗して きた経験を交えながら、倒産しないための経営者の資質について講演、第2講では東洋インキ製造の武田一孝氏が「今こそ取り組む色覚ユニヴァーサルデザイ ン」のテーマで、各方面で話題となっている印刷物におけるユニヴァーサルデザインを実例を交えながら説明した。質疑応答では「実は自分も色覚障害を持って いる。同じような見え方をしている人たちのためにも、ぜひ拡大していって欲しい」という意見もあり、非常に有意義なセミナーとなった。

懇親会では各団体が最近の活動報告をしながら交流を深め、秋の夜長を楽しんだ。

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